The Donnas/『Bitchin'』 [CD]
The Donnas というバンドは2002年リリースのスタジオ・アルバム『Spend The Night』で初めて知り、その頃は Green Day も属していたレーベル Lookout! Records からリリースされていた。
この2007年にリリースされた通算7枚目のスタジオ・アルバム『Bitchin'』は、バンドが立ち上げた自らのレーベル Purple Feather Records からリリースされた。
『Bitchin'』は日本盤もリリースされたが、この (↑) ジャケットは海外仕様のデザインで、日本盤のジャケットはお世辞にも「良い」と呼べないお粗末なデザインだった。なぜ、このままのデザインでリリースしなかったのか、とても疑問に思う。
1993年にカリフォルニアで結成した The Donnas は Brett Anderson (ボーカル)、Allison Robertson (ギター)、Maya Ford (ベース)、Torry Castellano (ドラム) の全て女性によるバンド。サウンドは Joan Jett を彷彿させるロックだが、コーラス・ワークが多いことで、よりポップな面が強調されたサウンドと言えば分かりやすいだろうか。
インディ時代から数えて7枚目のアルバムの『Bitchin'』は、全14曲を収録しているが。そのほとんどが3分半に収まるコンパクトな曲ばかり。アルバム全体でも45分弱の長さなので、最後まで一気に聴けてしまう。
どの曲も The Donnas として書かれた曲だが、『Wasted』と『Here For The Party』の2曲だけは、1980年代に Pat Benatar や Cheap Trick らに曲を提供してきたヒット・メイカーの Holly Knight を迎えての曲だった。
『Spend The Night』の頃はジャケットの影響もあって The Go-Go's のようにも最初は思ったが、この『Bitchin'』はジャケットにあるバンド・ロゴやアルバム・タイトルから、そんなイメージがなくなり、一見するとハード・ロック系バンドのアルバムのようにも感じられた。
収められた14曲はどれもテンポの速い曲ばかりで、ロックな曲が多いが、ハード・ロックというよりパワー・ポップが好きな方に受け入れられそうな曲が並んでいる。
たまに聴くとスカッとするアルバムの『Bitchin'』だが、その一方で、どの曲も似ているようだとも指摘され、それが今ひとつ、このアルバムの評価が上がらない理由かもしれない。
個人的には好きなアルバムの『Bitchin'』だが、この後、The Donnas のオリジナル・アルバムはリリースされていない。2009年に16曲を収めたベスト盤『Greatest Hits Volume 16』がリリースされたが、それが現時点で最新で最後の The Donnas のアルバムとなっている。
オリジナル・メンバーのドラム Torry Castellano が『Bitchin'』を最後に抜けてしまった The Donnas だが、昨年の夏には通算8枚目のスタジオ・アルバムをレコーディング中とも伝えられていた。ひょっとしたら2013年に新生 The Donnas の曲が聴けるかもしれない。
Bitchin'
Bitchin'
Don't Wait Up For Me
Wasted
What Do I Have To Do
Save Me
Like An Animal
Here For The Party
Better Off Dancing
Love You Till It Hurts
Smoke You Out
Girl Talk
Give Me What I Want
Tonight's Alright
When The Show Is Over
この2007年にリリースされた通算7枚目のスタジオ・アルバム『Bitchin'』は、バンドが立ち上げた自らのレーベル Purple Feather Records からリリースされた。
『Bitchin'』は日本盤もリリースされたが、この (↑) ジャケットは海外仕様のデザインで、日本盤のジャケットはお世辞にも「良い」と呼べないお粗末なデザインだった。なぜ、このままのデザインでリリースしなかったのか、とても疑問に思う。
1993年にカリフォルニアで結成した The Donnas は Brett Anderson (ボーカル)、Allison Robertson (ギター)、Maya Ford (ベース)、Torry Castellano (ドラム) の全て女性によるバンド。サウンドは Joan Jett を彷彿させるロックだが、コーラス・ワークが多いことで、よりポップな面が強調されたサウンドと言えば分かりやすいだろうか。
インディ時代から数えて7枚目のアルバムの『Bitchin'』は、全14曲を収録しているが。そのほとんどが3分半に収まるコンパクトな曲ばかり。アルバム全体でも45分弱の長さなので、最後まで一気に聴けてしまう。
どの曲も The Donnas として書かれた曲だが、『Wasted』と『Here For The Party』の2曲だけは、1980年代に Pat Benatar や Cheap Trick らに曲を提供してきたヒット・メイカーの Holly Knight を迎えての曲だった。
『Spend The Night』の頃はジャケットの影響もあって The Go-Go's のようにも最初は思ったが、この『Bitchin'』はジャケットにあるバンド・ロゴやアルバム・タイトルから、そんなイメージがなくなり、一見するとハード・ロック系バンドのアルバムのようにも感じられた。
収められた14曲はどれもテンポの速い曲ばかりで、ロックな曲が多いが、ハード・ロックというよりパワー・ポップが好きな方に受け入れられそうな曲が並んでいる。
たまに聴くとスカッとするアルバムの『Bitchin'』だが、その一方で、どの曲も似ているようだとも指摘され、それが今ひとつ、このアルバムの評価が上がらない理由かもしれない。
個人的には好きなアルバムの『Bitchin'』だが、この後、The Donnas のオリジナル・アルバムはリリースされていない。2009年に16曲を収めたベスト盤『Greatest Hits Volume 16』がリリースされたが、それが現時点で最新で最後の The Donnas のアルバムとなっている。
オリジナル・メンバーのドラム Torry Castellano が『Bitchin'』を最後に抜けてしまった The Donnas だが、昨年の夏には通算8枚目のスタジオ・アルバムをレコーディング中とも伝えられていた。ひょっとしたら2013年に新生 The Donnas の曲が聴けるかもしれない。
Bitchin'
Bitchin'
Don't Wait Up For Me
Wasted
What Do I Have To Do
Save Me
Like An Animal
Here For The Party
Better Off Dancing
Love You Till It Hurts
Smoke You Out
Girl Talk
Give Me What I Want
Tonight's Alright
When The Show Is Over
タグ:2007 the donnas
2013-01-18 16:19
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