Led Zeppelin/『 』 [CD]
年が明けてから 1st から順番にアルバムを改めて聴いている Led Zeppelin。今回はジャケットにアルバム名も、バンド名も一切記されていない、1971年の11月にリリースされた通算4枚目のスタジオ・アルバム『 』を紹介。
このアルバムについて書くとき、アルバム名をなんと表記するか、これもまた、改めて考えた。一般的に4枚目のアルバムだから『IV』とするか。それともタイトルが不明だから『untitled』か。それとも、LP のレーベルに記されていた、あの4つの記号を使うか。それとも、その記号に由来した『four symbols』とするか。
これまでにリリースしてきた3枚のアルバムは、デビュー盤はバンド名だけ。それ以降はシンプルに『II』と『III』しか記されていなかった。収録された曲にこそタイトルはあったが、Led Zeppelin のアルバムにタイトルは意味を成さないのでは…? と思い、今回は何もつけ加えず、4人のメンバー分のスペースだけを使った『 』とすることにした。
タイトルだけでも、いろいろ論じられてきたアルバムだが、このジャケットもどういう意味があるのか、個人的に未だに理解していない。表のイラストもだが、裏ジャケットの画像もどういう意味があってのことなのか。それにダブル・ジャケットの内側のイラストにもどんな意味を持たせていたのか、それも未だにわからない。
でも、ここに収められた8曲。全部で42分ちょっとの Led Zeppelin の4人が作った曲に改めて言うことがあるだろうか…? と、言ってしまってもいいような曲が、このアルバムには収められている。
特に LP 時代のA面にあたる『Black Dog』から『Stairway To Heaven』の4曲。これらは、この並びでひとつの作品であって、ここには何も足すモノはないし、ここからひとつでも欠けてはいけないモノばかり。
このA面の4曲に比べると、いささか分が悪いB面の『Misty Mountain Hop』からの4曲だが、それでもそれぞれに聴きどころがあり、ひとつも無駄に思えるモノは見あたらない。
このアルバムの3曲目、『The Battle Of Evermore』は Led Zeppelin の曲で唯一の、外部のアーティスト (Sandy Denny) を招いての曲だった。
2曲目の『Rock And Roll』は、このアルバムでとりわけ好きな曲。そして4曲目の『Stairway To Heaven』は8分にも及ぶが、どの部分も欠けていけない曲として、Queen の『Bohemian Rhapsody』と個人的に双璧を成す曲でもあった。(もちろん『Bohemian Rhapsody』が数年後に出た曲)
そして、これもまた、よく言われることだが、CD 時代になってこのアルバムを聴くときは4曲目の『Stairway To Heaven』で一旦、間をおくこと。『Stairway To Heaven』が終わった後の余韻もまた、このアルバムの一部で、このようなアルバムは滅多にない。
A面とB面にあるそれぞれ4曲ずつは20分ちょっとしかないので、その4曲を何度も繰り返して聴くのもいいだろう。でも、そうするとA面の4曲ばかり聴くことになってしまうかもしれない。
『 』
【Side One】
Black Dog
Rock And Roll
The Battle Of Evermore
Stairway To Heaven
【Side Two】
Misty Mountain Hop
Four Sticks
Going To California
When The Levee Breaks
このアルバムについて書くとき、アルバム名をなんと表記するか、これもまた、改めて考えた。一般的に4枚目のアルバムだから『IV』とするか。それともタイトルが不明だから『untitled』か。それとも、LP のレーベルに記されていた、あの4つの記号を使うか。それとも、その記号に由来した『four symbols』とするか。
これまでにリリースしてきた3枚のアルバムは、デビュー盤はバンド名だけ。それ以降はシンプルに『II』と『III』しか記されていなかった。収録された曲にこそタイトルはあったが、Led Zeppelin のアルバムにタイトルは意味を成さないのでは…? と思い、今回は何もつけ加えず、4人のメンバー分のスペースだけを使った『 』とすることにした。
タイトルだけでも、いろいろ論じられてきたアルバムだが、このジャケットもどういう意味があるのか、個人的に未だに理解していない。表のイラストもだが、裏ジャケットの画像もどういう意味があってのことなのか。それにダブル・ジャケットの内側のイラストにもどんな意味を持たせていたのか、それも未だにわからない。
でも、ここに収められた8曲。全部で42分ちょっとの Led Zeppelin の4人が作った曲に改めて言うことがあるだろうか…? と、言ってしまってもいいような曲が、このアルバムには収められている。
特に LP 時代のA面にあたる『Black Dog』から『Stairway To Heaven』の4曲。これらは、この並びでひとつの作品であって、ここには何も足すモノはないし、ここからひとつでも欠けてはいけないモノばかり。
このA面の4曲に比べると、いささか分が悪いB面の『Misty Mountain Hop』からの4曲だが、それでもそれぞれに聴きどころがあり、ひとつも無駄に思えるモノは見あたらない。
このアルバムの3曲目、『The Battle Of Evermore』は Led Zeppelin の曲で唯一の、外部のアーティスト (Sandy Denny) を招いての曲だった。
2曲目の『Rock And Roll』は、このアルバムでとりわけ好きな曲。そして4曲目の『Stairway To Heaven』は8分にも及ぶが、どの部分も欠けていけない曲として、Queen の『Bohemian Rhapsody』と個人的に双璧を成す曲でもあった。(もちろん『Bohemian Rhapsody』が数年後に出た曲)
そして、これもまた、よく言われることだが、CD 時代になってこのアルバムを聴くときは4曲目の『Stairway To Heaven』で一旦、間をおくこと。『Stairway To Heaven』が終わった後の余韻もまた、このアルバムの一部で、このようなアルバムは滅多にない。
A面とB面にあるそれぞれ4曲ずつは20分ちょっとしかないので、その4曲を何度も繰り返して聴くのもいいだろう。でも、そうするとA面の4曲ばかり聴くことになってしまうかもしれない。
『 』
【Side One】
Black Dog
Rock And Roll
The Battle Of Evermore
Stairway To Heaven
【Side Two】
Misty Mountain Hop
Four Sticks
Going To California
When The Levee Breaks
タグ:Led Zeppelin 1971
2013-01-19 13:19
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コメント(2)
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こんばんは。
確かにA面に代表曲集中で、そちらばかり聴いてるかも。
昔アナログを持っていたので、A面の余韻は納得です。
by ミネちゃん (2013-01-20 23:23)
ミネちゃんさん、コメントありがとうございます!同じご意見に改めて納得です!!
私はCD時代になってから、このアルバムを聴いたので、4曲目に続けて5曲目がすぐさまにプレイされ、その余韻を楽しむことに、なかなか気づきませんでした。それでも、素晴らしいアルバムです!!!
by MCMLXV_65 (2013-01-21 13:24)