SSブログ

Tom Tom Club/『Downtown Rockers』 [CD]

DowntownRockers.jpgご存知、Talking Heads のふたり、Chris Frantz (ドラム) と Tina Weymouth (ベース) を中心に1981年に結成された Tom Tom Club。その彼らが、これまた久しぶりに活動を再開していた。

全く知らなかったのだが、2012年の秋には新曲を含む EP 盤『Downtown Rockers』をリリース。そこからタイトル曲『Downtown Rockers』の PV も既に You Tube などに上がっていた。その PV がこれ (↓)


歌詞は極めてシンプルなので英語がそれほど得意でない方にも十分理解して頂けると思う。過去のパンク・ロックやニュー・ウェーブ系バンドの名前を次々に挙げ、時々、その当事者たちがチラリと映る PV だが、最後にしっかり自らが属していた Talking Heads の名前も入っている。

EP 盤の『Downtown Rockers』は12インチ盤がリリースされ、MP3 音源としても配信されたが、昨年秋の時点では CD としてのリリースは予定されていなかったよう。しかし、今回は9曲入りの CD を WOW HD から入手できた。

CD 版『Downtown Rockers』にはタイトル曲を含む5つの新曲と、『Downtown Rockers』と『Kissin' Antonio』のリミックスを、それぞれ2曲ずつ収録している。

Tom Tom Club としての新曲は2000年のスタジオ・アルバム『The Good, The Bad, And The Funky』以来。このアルバムもまた、1992年の『Dark Sneak Love Action』から8年ぶりだったが、その存在を (これまた…) 全く知らなかったので、個人的に Tom Tom Club の新しい曲をまっさらな状態で聴くのは『Dark Sneak Love Action』以来、20年ぶり (!) だった。

曲としての『Downtown Rockers』は一回聴いただけで、あの Tom Tom Club と分かるつくりで、すぐさま、お気に入りの曲になったが、残る4曲の新曲も、これまた Tom Tom Club らしいユルユルとしたスタイルで、ダラダラと過ごしているときの BGM に最適 (?) だった。

『Downtown Rockers』の別ミックスには、これもまた、1980年代のミックス違いでよく名前を見かけたミキサー Arthur Baker の名前があった。

2月には日本盤『Downtown Rockers』もリリース予定だそうで、そちらにはさらに追加のボーナス曲があるが、曲以外の雑多なオマケもついて高くなるようだ。そちらを待つのもいいが、かつてのヒット曲、『Wordy Rappinghood』や『Genius Of Love』を知っていて、純粋に2010年代も健在な Tom Tom Club を聴きたい方には安い輸入盤のこちらがお薦めだろう。

DowntownRockers.jpgDowntown Rockers Downtown Rockers - Tom Tom Club
Downtown Rockers
Wont Give You Up
You Make Me Rock And Roll
Kissin' Antonio
Sweets To The Sweet
Downtown Rockers (Ed Stasium E-Dub Mix)
Downtown Rockers (Arthur Baker Superstar DJ Mix)
Kissin' Antonio (Entro & Ginseng Short Mix)
Kissin' Antonio (DJ Latin Bitman Mix)
タグ:2012 Tom Tom Club


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0)▲ページトップ▲

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

記事と無関係なコメントの入力を固くお断りします。
無関係なコメントは見つけ次第、即、削除します。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
All Photo and Text copyright(c) White Dragon All Right Reserved.
Related Posts with Thumbnails

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。