Stevie Ray Vaughan/『Texas Flood (Legacy Edition)』 [CD]
最近、腰を据えて CD を一枚じっくり聴いていなかったが、この Stevie Ray Vaughan & Double Trouble のデビュー盤『Texas Flood』のリリースから30周年を記念した2枚組 Legacy Edition はじっくりと何度も聴きたいアルバムだ。
特に2枚目に収録された1983年10月20日、フィラデルフィアの Ripley's Music Hall で行われた約1時間弱のライブは、これまで未発表の音源とあり、デビュー盤にある10曲 (+ ボーナス1曲) 以上に聴きたい内容の一枚だ。
この2枚組 Legacy Edition もまた、最近よく利用している WOW HD 経由で入手した。未発表のライブ盤を含むリイシュー盤ながら価格は僅か850円! 先月末のリリース日から約5日遅れで届いたが、この価格と、その内容を考慮すれば多少の配達遅れは全く問題にならない。
2枚組の1枚目、デビュー盤のことは以前、こちらに記したので詳しいことは今回省くが、やはり1曲目の『Love Struck Baby』から圧倒される。Stevie の弾くギターに驚くことはもちろんだが、Stevie のボーカルにもまた、その野太いスタイルは何度聴いても圧倒される。
同梱されたブックレットでは1枚目のスタジオ・アルバムがリマスタリングされた旨の表記がなかったので、ひょっとしたら既に手元にある以前、紙ジャケット仕様でリリースされた『Texas Flood』と音源は同じかもしれない。だが、そんな些細なことは全く気にならない内容だ。
2枚目の Ripley's Music Hall でのライブは『Texas Flood』からの曲に混じり、翌1984年リリースの2ndアルバム『Couldn't Stand The Weather』からの『Voodoo Child』『Tin Pan Alley』もプレイされ、ともに7分を超す熱演が聴ける。
この2曲以上に長いプレイになっているのがデビュー盤のタイトル曲と、Jimi Hendrix のカバー『Little Wing』と『Third Stone From The Sun』のメドレー。共に10分を超す、このライブ盤のそれぞれ前半と後半のハイライトで、これを聴くと、音だけでなく、その映像も見たくなる。
Stevie のアルバムで Legacy Edition は『Couldn't Stand The Weather』に続き2枚目で、その『Couldn't Stand The Weather』の Legacy Edition でも2枚目には約75分ものライブがまるまる収録されていた。
生前にリリースされたライブ盤は『Live Alive』の1枚だけだったが、こういうかたちで全盛期のライブが、それもまるまる (なのかな…?) 公式に聴けるのは、とても嬉しい。
これまでに『SRV』というボックスでも未発表ライブ音源は聴けたが、スタジオ・アルバムをリリースした後に Stevie Ray Vaughan & Double Trouble はとても多くのライブを精力的に行なっていたので、中にはとんでもないクォリティで録音されたものもあるだろう。
これからリリースされるかもしれない『Soul To Soul』や、生前最後のスタジオ・アルバム『In Step』でも、同じようなかたちで素晴らしいライブを、それもステージまるごと全てを発掘してくれることを期待したい。
Texas Flood (Legacy Edition)
【The Original Album】
Love Struck Baby
Pride And Joy
Texas Flood
Tell Me
Testify
Rude Mood
Mary Had A Little Lamb
Dirty Pool
I'm Cryin'
Lenny
【Bonus Track】
Tin Pan Alley (aka Roughest Place In Town)
【Live At Ripley's Music Hall, Philadelphia On October 20, 1983】
Testify
So Excited
Voodoo Child (Slight Return)
Pride And Joy
Texas Flood
Love Struck Baby
Mary Had A Little Lamb
Tin Pan Alley (aka Roughest Place In Town)
Little Wing/Third Stone From The Sun
特に2枚目に収録された1983年10月20日、フィラデルフィアの Ripley's Music Hall で行われた約1時間弱のライブは、これまで未発表の音源とあり、デビュー盤にある10曲 (+ ボーナス1曲) 以上に聴きたい内容の一枚だ。
この2枚組 Legacy Edition もまた、最近よく利用している WOW HD 経由で入手した。未発表のライブ盤を含むリイシュー盤ながら価格は僅か850円! 先月末のリリース日から約5日遅れで届いたが、この価格と、その内容を考慮すれば多少の配達遅れは全く問題にならない。
2枚組の1枚目、デビュー盤のことは以前、こちらに記したので詳しいことは今回省くが、やはり1曲目の『Love Struck Baby』から圧倒される。Stevie の弾くギターに驚くことはもちろんだが、Stevie のボーカルにもまた、その野太いスタイルは何度聴いても圧倒される。
同梱されたブックレットでは1枚目のスタジオ・アルバムがリマスタリングされた旨の表記がなかったので、ひょっとしたら既に手元にある以前、紙ジャケット仕様でリリースされた『Texas Flood』と音源は同じかもしれない。だが、そんな些細なことは全く気にならない内容だ。
2枚目の Ripley's Music Hall でのライブは『Texas Flood』からの曲に混じり、翌1984年リリースの2ndアルバム『Couldn't Stand The Weather』からの『Voodoo Child』『Tin Pan Alley』もプレイされ、ともに7分を超す熱演が聴ける。
この2曲以上に長いプレイになっているのがデビュー盤のタイトル曲と、Jimi Hendrix のカバー『Little Wing』と『Third Stone From The Sun』のメドレー。共に10分を超す、このライブ盤のそれぞれ前半と後半のハイライトで、これを聴くと、音だけでなく、その映像も見たくなる。
Stevie のアルバムで Legacy Edition は『Couldn't Stand The Weather』に続き2枚目で、その『Couldn't Stand The Weather』の Legacy Edition でも2枚目には約75分ものライブがまるまる収録されていた。
生前にリリースされたライブ盤は『Live Alive』の1枚だけだったが、こういうかたちで全盛期のライブが、それもまるまる (なのかな…?) 公式に聴けるのは、とても嬉しい。
これまでに『SRV』というボックスでも未発表ライブ音源は聴けたが、スタジオ・アルバムをリリースした後に Stevie Ray Vaughan & Double Trouble はとても多くのライブを精力的に行なっていたので、中にはとんでもないクォリティで録音されたものもあるだろう。
これからリリースされるかもしれない『Soul To Soul』や、生前最後のスタジオ・アルバム『In Step』でも、同じようなかたちで素晴らしいライブを、それもステージまるごと全てを発掘してくれることを期待したい。
Texas Flood (Legacy Edition)
【The Original Album】
Love Struck Baby
Pride And Joy
Texas Flood
Tell Me
Testify
Rude Mood
Mary Had A Little Lamb
Dirty Pool
I'm Cryin'
Lenny
【Bonus Track】
Tin Pan Alley (aka Roughest Place In Town)
【Live At Ripley's Music Hall, Philadelphia On October 20, 1983】
Testify
So Excited
Voodoo Child (Slight Return)
Pride And Joy
Texas Flood
Love Struck Baby
Mary Had A Little Lamb
Tin Pan Alley (aka Roughest Place In Town)
Little Wing/Third Stone From The Sun
2013-02-05 15:55
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)▲ページトップ▲
コメント 0