U2/『The Best Of 1980-1990』 [CD]
今、個人的にちょっとした U2 ブームで、オリジナルのスタジオ・アルバムや、各種のコンピレーション・アルバムをいろいろと聴いている。
20世紀が終わろうとしている最中の1998年末にリリースされたこのベスト盤『The Best Of 1980-1990』は、既にブログで取り上げたと思っていたが、調べてみると、まだ紹介していないアルバムだった。
新曲『Sweetest Thing』を含む U2 初のベスト盤は、タイトルにあるように U2 の1980年代のヒット曲を網羅。1987年のスタジオ・アルバム『The Joshua Tree』までの頃の U2 が好きな方には文句のつけようがないベスト盤だった。
『The Unforgettable Fire』までの4枚のスタジオ・アルバムからの選曲が、やや少ないように感じるが、それらの中から印象的なヒット曲はしっかり抑えているので、ここをきっかけに初期のスタジオ・アルバムを聴いてみるのも、いいかもしれない。
このベスト盤にある10年間の U2 のスタイルは、まだそんなに凝ったサウンドを聴かせる頃ではなく、第2期ブリティッシュ・インベイジョンで登場したニュー・ウェーブ系の雰囲気もあり、それが徐々にロック・バンドらしいサウンドに移り変わっていく頃でもあった。
プロデューサーである Steve Lillywhite、Brian Eno、Daniel Lanois のそれぞれの色がよく反映されていたのも、この10年間の U2 の特徴に感じる。
『The Best Of 1980-1990』の通常版は14曲とジャケットに表示されていたが、隠しトラックとして最後に2ndアルバムのタイトル曲『October』が収録されていた。さらに日本盤では『One Tree Hill』が追加され、その後に隠しトラックの『October』が収録されていた。
『The Best Of 1980-1990』にはシングルB面曲を15曲収めた2枚組のバージョンもあり、先にこの2枚組が1週間早くリリースされ、その後、通常版である1枚の『The Best Of 1980-1990』がリリースされるというかたちだった。
そしてアメリカでは、この2種類の『The Best Of 1980-1990』が、それぞれ200万枚以上のセールスをマークするという珍しい記録も作った。
全英アルバム・チャートで No.1 を記録した他に、オーストラリアやフランス、ドイツ、スウェーデンといった非英語圏の国々でも No.1 を記録した『The Best Of 1980-1990』だが、アメリカではダブル・プラティナになったにも関わらず最高が2位と、No.1 を記録できなかった不思議なベスト盤でもあった。
The Best Of 1980-1990
【The Best Of 1980-1990】
Pride (In The Name Of Love)
New Year's Day
With Or Without You
I Still Haven't Found What I'm Looking For
Sunday Bloody Sunday
Bad
Where The Streets Have No Name
I Will Follow
The Unforgettable Fire
Sweetest Thing (The Single Mix)
Desire
When Love Comes To Town
Angel Of Harlem
All I Want Is You
October (hidden track)
【The B-Sides 1980-1990】
The Three Sunrises
Spanish Eyes
Sweetest Thing
Love Comes Tumbling
Bass Trap
Dancing Barefoot
Everlasting Love
Unchained Melody
Walk To The Water
Luminous Times (Hold On To Love)
Hallelujah Here She Comes
Silver And Gold
Endless Deep
A Room At The Heartbreak Hotel
Trash, Trampoline And The Party Girl
20世紀が終わろうとしている最中の1998年末にリリースされたこのベスト盤『The Best Of 1980-1990』は、既にブログで取り上げたと思っていたが、調べてみると、まだ紹介していないアルバムだった。
新曲『Sweetest Thing』を含む U2 初のベスト盤は、タイトルにあるように U2 の1980年代のヒット曲を網羅。1987年のスタジオ・アルバム『The Joshua Tree』までの頃の U2 が好きな方には文句のつけようがないベスト盤だった。
『The Unforgettable Fire』までの4枚のスタジオ・アルバムからの選曲が、やや少ないように感じるが、それらの中から印象的なヒット曲はしっかり抑えているので、ここをきっかけに初期のスタジオ・アルバムを聴いてみるのも、いいかもしれない。
このベスト盤にある10年間の U2 のスタイルは、まだそんなに凝ったサウンドを聴かせる頃ではなく、第2期ブリティッシュ・インベイジョンで登場したニュー・ウェーブ系の雰囲気もあり、それが徐々にロック・バンドらしいサウンドに移り変わっていく頃でもあった。
プロデューサーである Steve Lillywhite、Brian Eno、Daniel Lanois のそれぞれの色がよく反映されていたのも、この10年間の U2 の特徴に感じる。
『The Best Of 1980-1990』の通常版は14曲とジャケットに表示されていたが、隠しトラックとして最後に2ndアルバムのタイトル曲『October』が収録されていた。さらに日本盤では『One Tree Hill』が追加され、その後に隠しトラックの『October』が収録されていた。
『The Best Of 1980-1990』にはシングルB面曲を15曲収めた2枚組のバージョンもあり、先にこの2枚組が1週間早くリリースされ、その後、通常版である1枚の『The Best Of 1980-1990』がリリースされるというかたちだった。
そしてアメリカでは、この2種類の『The Best Of 1980-1990』が、それぞれ200万枚以上のセールスをマークするという珍しい記録も作った。
全英アルバム・チャートで No.1 を記録した他に、オーストラリアやフランス、ドイツ、スウェーデンといった非英語圏の国々でも No.1 を記録した『The Best Of 1980-1990』だが、アメリカではダブル・プラティナになったにも関わらず最高が2位と、No.1 を記録できなかった不思議なベスト盤でもあった。
The Best Of 1980-1990
【The Best Of 1980-1990】
Pride (In The Name Of Love)
New Year's Day
With Or Without You
I Still Haven't Found What I'm Looking For
Sunday Bloody Sunday
Bad
Where The Streets Have No Name
I Will Follow
The Unforgettable Fire
Sweetest Thing (The Single Mix)
Desire
When Love Comes To Town
Angel Of Harlem
All I Want Is You
October (hidden track)
【The B-Sides 1980-1990】
The Three Sunrises
Spanish Eyes
Sweetest Thing
Love Comes Tumbling
Bass Trap
Dancing Barefoot
Everlasting Love
Unchained Melody
Walk To The Water
Luminous Times (Hold On To Love)
Hallelujah Here She Comes
Silver And Gold
Endless Deep
A Room At The Heartbreak Hotel
Trash, Trampoline And The Party Girl
2013-04-09 13:45
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