t.A.T.u./『200 KM/H In The Wrong Lane』 [CD]
先日、J-WAVE の番組 Groove Line Z が「若気の至り」というテーマを扱ったときオンエアされたのが、2002年暮れにリリースされた t.A.T.u. の唯一のアルバム『200 KM/H In The Wrong Lane』からの『All The Things She Said』だった。
いろいろな騒動をやらかし、結局このアルバムと、『All The Things She Said』と『Not Gonna Get Us』の2曲くらいしか記憶にない、ロシアのモスクワで結成された Lena Katina と Yulia Volkova のふたりによる t.A.T.u.。
『200 KM/H In The Wrong Lane』というアルバムはリリース当時、渋谷にあった HMV の新譜コーナーで発見。そこにあったポップにはプロデューサーのひとりとして Trevor Horn が参加しているとあり、それで興味がわき、さっそくアルバムの1曲目『Not Gonna Get Us』を試聴してみた。
すると、そのジャケットから想像もつかないポップな曲がヘッドホンから流れてきて、続く『All The Things She Said』はどうかな…と思い早送りをすると、これもまた、なかなかツボにハマるいい曲。この好印象な2曲と、Trevor Horn プロデュースということだけで、『200 KM/H In The Wrong Lane』は即、レジに持っていかれることになった。
あとで、よくよくクレジットを確認すると、Trevor Horn がプロデュースした曲は、この2曲の他は『Clowns (Can You See Me Now?)』の1曲だけ。『200 KM/H In The Wrong Lane』には全11曲があったが、9曲目以降の3曲は2曲のロシア語バージョンと別ミックスだった。(この2曲のロシア語バージョンも Trevor Horn のプロデュース曲)
ロシア出身のユニットにも関わらず、英語によって歌われた8曲には全く違和感がなく、それもこの『200 KM/H In The Wrong Lane』で驚かされたところ。アルバムを聴き、迫力のあるサウンドだな…と思っていたら、マスタリングでは Bob Ludwig がこのアルバムに関わっていた。
いろいろな騒動はあったものの、アルバムとしては全米チャートで最高13位まで上昇。全英チャートでは最高12位をマークした。
リード・シングルの『All The Things She Said』は地元ロシア以外に、イギリスや欧州圏の多くの国で1位を記録。その年のイギリスの年間チャートで最高6位にランクされる大きなヒットを記録した。
続く、2ndシングルの『Not Gonna Get Us』はそこまでの世界的なヒットに至らなかったが、それでも全英チャートでは最高7位を記録し、アメリカでは Billboard 誌の Hot Dance Club Play で No.1 に。この曲の PV では、ひたすら破滅に突き進んでいく t.A.T.u. のふたりが描かれていた。
数々のトラブルからキワモノ扱いされ、一発屋の典型としも記憶される t.A.T.u. だが、その楽曲には、なかなかいいモノがあった。もし、品行方正なふたりだったら、まだ、この続きがあったかもしれないが、それはそれで t.A.T.u. らしくない行動だったことだろう。
200 KM/H In The Wrong Lane
Not Gonna Get Us
All The Things She Said
Show Me Love
30 Minutes
How Soon Is Now?
Clowns (Can You See Me Now?)
Malchik Gay
Stars
Я Сошла С Ума (Ya Shosla S Uma)
Нас Не Догонят (Nas Ne Dagoniat)
Show Me Love (Extended Version)
いろいろな騒動をやらかし、結局このアルバムと、『All The Things She Said』と『Not Gonna Get Us』の2曲くらいしか記憶にない、ロシアのモスクワで結成された Lena Katina と Yulia Volkova のふたりによる t.A.T.u.。
『200 KM/H In The Wrong Lane』というアルバムはリリース当時、渋谷にあった HMV の新譜コーナーで発見。そこにあったポップにはプロデューサーのひとりとして Trevor Horn が参加しているとあり、それで興味がわき、さっそくアルバムの1曲目『Not Gonna Get Us』を試聴してみた。
すると、そのジャケットから想像もつかないポップな曲がヘッドホンから流れてきて、続く『All The Things She Said』はどうかな…と思い早送りをすると、これもまた、なかなかツボにハマるいい曲。この好印象な2曲と、Trevor Horn プロデュースということだけで、『200 KM/H In The Wrong Lane』は即、レジに持っていかれることになった。
あとで、よくよくクレジットを確認すると、Trevor Horn がプロデュースした曲は、この2曲の他は『Clowns (Can You See Me Now?)』の1曲だけ。『200 KM/H In The Wrong Lane』には全11曲があったが、9曲目以降の3曲は2曲のロシア語バージョンと別ミックスだった。(この2曲のロシア語バージョンも Trevor Horn のプロデュース曲)
ロシア出身のユニットにも関わらず、英語によって歌われた8曲には全く違和感がなく、それもこの『200 KM/H In The Wrong Lane』で驚かされたところ。アルバムを聴き、迫力のあるサウンドだな…と思っていたら、マスタリングでは Bob Ludwig がこのアルバムに関わっていた。
いろいろな騒動はあったものの、アルバムとしては全米チャートで最高13位まで上昇。全英チャートでは最高12位をマークした。
リード・シングルの『All The Things She Said』は地元ロシア以外に、イギリスや欧州圏の多くの国で1位を記録。その年のイギリスの年間チャートで最高6位にランクされる大きなヒットを記録した。
続く、2ndシングルの『Not Gonna Get Us』はそこまでの世界的なヒットに至らなかったが、それでも全英チャートでは最高7位を記録し、アメリカでは Billboard 誌の Hot Dance Club Play で No.1 に。この曲の PV では、ひたすら破滅に突き進んでいく t.A.T.u. のふたりが描かれていた。
数々のトラブルからキワモノ扱いされ、一発屋の典型としも記憶される t.A.T.u. だが、その楽曲には、なかなかいいモノがあった。もし、品行方正なふたりだったら、まだ、この続きがあったかもしれないが、それはそれで t.A.T.u. らしくない行動だったことだろう。
200 KM/H In The Wrong Lane
Not Gonna Get Us
All The Things She Said
Show Me Love
30 Minutes
How Soon Is Now?
Clowns (Can You See Me Now?)
Malchik Gay
Stars
Я Сошла С Ума (Ya Shosla S Uma)
Нас Не Догонят (Nas Ne Dagoniat)
Show Me Love (Extended Version)
2013-05-25 11:47
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