KISS/『ALIVE II』 [CD]
KISS 初のライブ盤『ALIVE!』から僅か2年後の1977年秋、この2枚組のライブ盤『ALIVE II』はリリースされた。
この間、KISS は『Destroyer』『Rock And Roll Over』『Love Gun』と、3枚のスタジオ・アルバムをリリース。『ALIVE II』にはこの3枚から、それぞれ5曲ずつが均等に選曲されていた。
だが『ALIVE II』の曲数は20曲。と、いう訳で当時の LP で SIDE 4 には新たにレコーディングされた5曲が収められ、『ALIVE II』は厳密に言えば5つの新曲をプラスした変則的なライブ盤だった。
この間、KISS は『Destroyer』『Rock And Roll Over』『Love Gun』と、3枚のスタジオ・アルバムをリリース。『ALIVE II』にはこの3枚から、それぞれ5曲ずつが均等に選曲されていた。
だが『ALIVE II』の曲数は20曲。と、いう訳で当時の LP で SIDE 4 には新たにレコーディングされた5曲が収められ、『ALIVE II』は厳密に言えば5つの新曲をプラスした変則的なライブ盤だった。
Genesis/『We Can't Dance』 [CD]
イングランドのサリー州にある通称 The Farm こと、Fisher Lane Farm は、Genesis が1981年秋にリリースしたスタジオ・アルバム『ABACAB』以来、レコーディングに使っているスタジオ。
ここで Tony Banks、Phil Collins、Mike Rutherford の3人で作られたアルバムが、前作『Invisible Touch』以来、5年ぶりの『We Can't Dance』だった。
プロデューサーには1983年のスタジオ・アルバム『Genesis』以来の Hugh Padgham に変え、Nick Davis を起用。この頃、Davis はメンバーのソロ・プロジェクトにも関わり、これ以降は Genesis のアーカイブ・プロジェクトにも大きく関わるようになる。
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ここで Tony Banks、Phil Collins、Mike Rutherford の3人で作られたアルバムが、前作『Invisible Touch』以来、5年ぶりの『We Can't Dance』だった。
プロデューサーには1983年のスタジオ・アルバム『Genesis』以来の Hugh Padgham に変え、Nick Davis を起用。この頃、Davis はメンバーのソロ・プロジェクトにも関わり、これ以降は Genesis のアーカイブ・プロジェクトにも大きく関わるようになる。
The Style Council/『Our Favourite Shop (Deluxe Edition)』 [CD]
1985年の初夏、The Style Council は2枚目のフル・アルバム『Our Favourite Shop』をリリース。以前、当ブログでも一度紹介した『Our Favourite Shop』は2007年、Deluxe Edition として2枚組のリマスター盤がリイシューされた。
Paul Weller が1980年代に The Style Council として活動していた頃の名盤『Our Favourite Shop』は、その当時に LP でもよく聴いたアルバム。CD でも手元にあったこのアルバムは、リマスターを施されて音質は大きく向上した。
1枚目の CD にはイギリス盤に沿った曲順でオリジナルの14曲が並び、その後にアメリカで『Internationalists』としてリリースされた際に含まれた『Shout To The Top』が、USA Remix 版とインストルメンタル版というかたちで収められていた。
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Paul Weller が1980年代に The Style Council として活動していた頃の名盤『Our Favourite Shop』は、その当時に LP でもよく聴いたアルバム。CD でも手元にあったこのアルバムは、リマスターを施されて音質は大きく向上した。
1枚目の CD にはイギリス盤に沿った曲順でオリジナルの14曲が並び、その後にアメリカで『Internationalists』としてリリースされた際に含まれた『Shout To The Top』が、USA Remix 版とインストルメンタル版というかたちで収められていた。
Wings/『Wings Over America (Deluxe Edition)』 [CD]
2013年5月、「待望!」と呼ぶにふさわしい Paul McCartney の Archive Collection 第5弾『Wings Over America』の Deluxe Edition がリリースされ、そのボリュームの大きさに圧倒された。
まず、到着した際の重さにビックリ! このズッシリ感はリアル・ショップで購入して持ち帰るのに一苦労することだろう。こういうときはネット上のショップへの注文が一番。いつもお世話になっている宅配便の方には本当に感謝だ。
事前にその収録内容は分かっていたが、実際に封を開け中身を確認すると、CD や DVD を収めた、まるで革張りのような Tour Book には、このときのツアーのチケットや、セットリストが書かれた紙などが丁寧に再現され封入してあった。
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まず、到着した際の重さにビックリ! このズッシリ感はリアル・ショップで購入して持ち帰るのに一苦労することだろう。こういうときはネット上のショップへの注文が一番。いつもお世話になっている宅配便の方には本当に感謝だ。
事前にその収録内容は分かっていたが、実際に封を開け中身を確認すると、CD や DVD を収めた、まるで革張りのような Tour Book には、このときのツアーのチケットや、セットリストが書かれた紙などが丁寧に再現され封入してあった。
Manic Street Preachers/『Lifeblood』 [CD]
『Lifeblood』はウェールズ出身の Manic Street Preachers が、2004年の11月にリリースした通算7枚目のスタジオ・アルバム。日本版が先行リリースされ、このときのレコーディングでアルバムに収録されなかった2曲がボーナス・トラックとして追加されていた。
Manics のスタジオ・アルバムは2001年の『Know Your Enemy』以来、約3年半ぶりだったが、この間にベスト盤『Forever Delayed』が2002年秋に、翌2003年夏にはアルバム未収録曲などを2枚の CD にまとめた『Lipstick Traces』がリリースされていたので、それ程、間が開いたような思いはなかった。
『Lifeblood』のジャケットを初めて見たときは、赤い絵の具で何かが描かれているのか…? と、思ったが、実は女性の身体に流れる赤いペイント (のようなモノ?) が、その一部だけ抜粋された画像だった。(個人的には、なかなか好きなジャケット・デザインのひとつ!)
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Manics のスタジオ・アルバムは2001年の『Know Your Enemy』以来、約3年半ぶりだったが、この間にベスト盤『Forever Delayed』が2002年秋に、翌2003年夏にはアルバム未収録曲などを2枚の CD にまとめた『Lipstick Traces』がリリースされていたので、それ程、間が開いたような思いはなかった。
『Lifeblood』のジャケットを初めて見たときは、赤い絵の具で何かが描かれているのか…? と、思ったが、実は女性の身体に流れる赤いペイント (のようなモノ?) が、その一部だけ抜粋された画像だった。(個人的には、なかなか好きなジャケット・デザインのひとつ!)
Little Boots/『Nocturnes』 [CD]
BBC が選ぶ Sound Of 2009 でトップになった、イングランドの北西エリア、ランカシャー出身の Victoria Christina Hesketh こと Little Boots。デビュー盤の『Hands』以来、約4年ぶりの2ndアルバムが、この『Nocturnes』になる。
今年の初めにリード・シングルとして、アルバムのトップを飾る『Motorway』がリリースされ、久しぶりのスタジオ・アルバムが、とても待ち遠しかった。3月には続くシングル『Broken Record』がカットされ、それもなかなかいい曲だったことで、4年ぶりの新作への期待は、より高まった。
2009年のデビューから、この4年間で Little Boots が手がけるようなスタイルは EDM と呼ばれる、また新たなジャンルで括られるようになったが、個人的にはこういったジャンル分けが嫌い。そんな住み分けを気にせず、余計な評判は脇において、いいと思った曲を含むアルバムを聴きたいと思っている。
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今年の初めにリード・シングルとして、アルバムのトップを飾る『Motorway』がリリースされ、久しぶりのスタジオ・アルバムが、とても待ち遠しかった。3月には続くシングル『Broken Record』がカットされ、それもなかなかいい曲だったことで、4年ぶりの新作への期待は、より高まった。
2009年のデビューから、この4年間で Little Boots が手がけるようなスタイルは EDM と呼ばれる、また新たなジャンルで括られるようになったが、個人的にはこういったジャンル分けが嫌い。そんな住み分けを気にせず、余計な評判は脇において、いいと思った曲を含むアルバムを聴きたいと思っている。
タグ:Little Boots 2013
KISS/『ALIVE!』 [CD]
KISS のアルバム (CD) はあまり手元になく、アルバムの枚数が多いことや、完全に後追いだったこともあって、このライブ盤の『ALIVE!』やベスト盤、そして企画モノのボックス・セットくらいしか持っていない。
この『ALIVE!』は2000年代に紙ジャケット仕様でスタジオ・アルバムやライブ盤、ベスト盤がまとめてリイシューされた際、とりあえずライブ・バンドとしての KISS を聴きたくて選んだ一枚だった。
『ALIVE!』にある16曲は、それまでにリリースしてきた3枚のスタジオ・アルバムから構成されている。この当時、ライブ・バンドとしての評価はそこそこだった KISS だが、それがスタジオ・アルバムのセールスに結びつかずにいた。
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この『ALIVE!』は2000年代に紙ジャケット仕様でスタジオ・アルバムやライブ盤、ベスト盤がまとめてリイシューされた際、とりあえずライブ・バンドとしての KISS を聴きたくて選んだ一枚だった。
『ALIVE!』にある16曲は、それまでにリリースしてきた3枚のスタジオ・アルバムから構成されている。この当時、ライブ・バンドとしての評価はそこそこだった KISS だが、それがスタジオ・アルバムのセールスに結びつかずにいた。